文キャンアーカイブ

福澤朗インタビュー 前編

あと、スロープを登って左側にプールがありましたよね。実は、本来1・2年生の時に履修すべき体育も僕は落としておりまして、それを6年生で履修するにあたって水泳をとったんです。泳ぐのもけっこう好きだったので。たぶん今もそうだと思うんですけど、授業では1年生を全員呼んで、次2年生を呼んで、若干いる3年生を呼んで、一番最後に「(6年生の)福澤くん」と呼ばれて、「はいっ」と言って始まるんです。あのプールがけっこう深かった。片道50メートルあったのかな、とにかく本格的なプールで、泳ぎ好きにはたまらないプールでした。

福澤朗さん

それで、プールにどんな思い出があるかと言うと、1・2年生っていうのはさっきまで高校生でしたから、プールから上がった時の水の弾きがいい。素肌にまとわりついているプールの水が珠のようになってて、本当に朝露のようにスーっと落ちていくわけですよ。それがもう6年生になるとちょっとしっとりしてて、この水の弾きが悪いっていう。たぶん僕はもうその時23¬~4ですからね。まずそこで年齢の差を感じたことがありました。あと、あそこにあるドライヤーが、凄まじいジェット噴射のようなものだったのを覚えています。バズーカ砲みたいな筒があって、スイッチを押すと熱風がすごい勢いで吹きつけてきて、その向こう側に煌々と赤いものが見えるんですよ。だからたぶん危ないものなんでしょうね。そこにみんなで頭を当てると、もう20秒ぐらいで乾いちゃうんです。それで、あっという間に髪の毛を乾かして、次の授業に向かっていったと。しかも僕の場合は独りでね。そんな2つの思い出がありますね、あそこのプールには。

interview

2011.10.30

福澤朗インタビュー 前編

フリーアナウンサーの福澤朗さんにインタビュー。当時のキャンパスでの思い出をたっぷりと聞く。